Vol.11 中国に住む方法
こんにちはゴビ太郎です。今回は前回の続きのような内容で書いてみたいと思います。前回は「チャンスがあったら中国に来てみたらいかが」という内容でした。それを受けて今回は、「じゃ、具体的に中国に行くためにはどうすりゃいいの?」という内容で書いてみます。本当は前回のコラムで一緒に書こうと思っていたんだけど、前回書いているうちに内容が結構多くなってしまったので、2回に分けることにしました。
前回も書きましたが、海外で生活するのは、ポイントを抑えておけば実はそれほど難しいことではありません。ボクたちが一番得意な中国に限った内容になりますが、そのポイントをゴビ太郎なりに整理してみましたので、参考にしてみてください。
[中国に住むためのポイント]
①まず旅行で行ってみる
最初から長期で行くとなると少しハードルが高くなってしまうと思いますので、最初は旅行などで短期で行ってみるのがいいでしょう。一番簡単な方法は旅行代理店にお願いしてパックに入るか、友人、知人を頼ることです。観光地をめぐるのも良いのですが、将来的に中国に住んでみようかと思うのであれば、現地に住んでいる日本人と連絡を取り、現地の生活がどんなものかを聞く時間を多く持つのがよいと思います。
旅行会社などのパックの中には航空券、ホテル付きで、自由時間が結構あり、値段もお手ごろのようなものもあるようなので探してみると良いかもしれません。贅沢をしなければ、10万円ほどで日本からの往復航空券とホテル付きで3日から1週間は滞在できます。一生の中の10万円をかける価値はあると思います。
気をつけなければならないのはビザ(査証)です。日本人が中国にビザなしで滞在できる期間は15日間だけですので、それ以内とするか、16日以上滞在する場合はビザを取得してから中国に行く必要があります。
②語学留学してみる
中国に限らず、外国にある程度長く住むときの方法として有効なのが、語学留学です。語学勉強として留学生を受け入れてくれる機関は多くありますので、そこに通って言葉を勉強しながら生活することになります。
語学を勉強したいという明確な目的を持っている人はもちろんですが、そうでもなく、とりあえず海外に行ってみたいけど何をしたらいいかわからない、という人にお勧めです。現地に住むことができ、そこの言葉も勉強でき一石二鳥です。
少し前まで語学留学と言うと英語圏が主でしたが、最近は中国への語学留学がホットです。世界的に中国語の必要性が増してきているということに加え、前回のコラムでも書いたように経済的な側面もあります。英語圏に留学するより、中国のほうが安く留学できます。
北京、上海などの大都市に行くと語学留学している日本人がたくさんいます。年齢は若い人で20歳前後の大学生、年配の方だと50代くらいまで幅広くいます。平均すると20代の人が一番多いですね。
語学留学の場合、学位や修士を取得する留学とは異なり、基本的に誰でもその学校に入学できます。学校は語学専門学校から大学まで様々ありますが、中国の場合は大学の語学留学コースに入るのが一般的で、外れが少ないような気がします。
では、どうやってその留学先の学校や大学にアプローチするのかというと、専門の斡旋会社にお願いするのが簡単です。インターネットで検索すると斡旋会社がたくさん出てきます。どの会社が良いのかは実際に説明会等に参加してみて決めるのが良いでしょう。都内等では頻繁に説明会を行っています。うさんくさい会社もあるようですので、しっかり調べてからお願いするほうがいいですね。
斡旋料は会社によって異なるようですが、3年前(2007年)の情報だと6~12万円くらいだったと思います。ボクの妻が語学留学したときの情報です。
ちなみにボクの妻が留学したときに候補に挙げた斡旋会社は以下の通りです。
| No | 斡旋会社 |
|---|---|
| 1 | 毎日エデュケーション(当時は毎日コミュニケーション) |
| 2 | CIP中国語教育センター |
| 3 | ラストリゾート |
| 4 | ウィンテック |
| 5 | 日本アジア文化センター(JACC) |
結果的には1番の毎日エデュケーションさんにお願いしました。担当者との相性や料金などを総合的に考えた上での決定でしたね。対応も非常に良く、現地に着いてからのサポートもあったのでとても助かったのを覚えています。
留学先の場所も悩みどころかもしれませんね。一口に中国と言っても、とても広くて各地で様相は異なります。行きたいところがあるようであれば問題ないのですが、斡旋会社のアドバイザーの方に相談したりして決めるのがいいでしょう。悩んだときは友人・知人がいる場所というのもいいと思います。友人・知人がいないという場合は、北京か上海にしておけば間違いはないと思います。
さらにそれぞれに地域の学校・大学についての情報収集も必要になります。せっかく行くからには楽しい学生生活をおくった方がいいですからね。ここも悩ましいところですが、アドバイザーと相談し決定しましょう。ボクもかなり相談にのれるのですが、ここでその内容を書こうとすると相当な文量になってしまいそうなので、やめておきます。
語学留学の場合、留学先の学校への申し込み、ビザの申請、現地での宿泊先の手配(普通は学生寮)、等の手続きを斡旋会社がすべて代理で行ってくれるため非常に便利です。会社によっては現地到着後のサポート(有料の場合が多い)なんかも行ってくれる会社もあるので聞いてみましょう。
留学期間は数ヶ月から1年以上と様々あります。自分の都合と予算を考えて決めましょう。
③現地で働いてみる
お金をもらいながら現地で生活ができるため、中国に住む方法としては最も理想的な方法です。ただ、働くからにはそれなりにスキルが必要となるため、誰でも簡単にできるというわけではありません。
ちなみに現地で働く方法には大きく以下の3種類があります。
| No | 中国現地で働く方法 |
|---|---|
| 1 | 日本で就職して、その会社からの駐在員として中国で働く |
| 2 | 中国で現地法人に直接雇用される |
| 3 | 中国で自分で会社を創業する |
1番の駐在員として働くためには、日本で就職し、会社の意向によって中国に派遣されなければならないため、自分の意思でどうこうできるものではありません。最初から中国進出要員として日本で採用されるのであれば確率は高いかもしれませんが、これから中国就職を希望している人にとっては少し時間が必要な方法になると言えます。はっきり言って簡単じゃないですね。
2番目が現実的になります。いわゆる現地採用というやつです。給料は現地水準になるため、金額だけ見ると日本でもらう給料よりかなり少なくなります。現地で生活していく分には問題ないくらいはもらえるのですが、将来日本で生活するための貯金などは期待できないので、ずっと中国に住むという人以外は、あくまで経験を買うと考えたほうがいいかもしれません。
ちなみに中国で日本人現地採用者が働いている会社は結構多種にわたり、例えば次のようなものがあります。
- 日系企業現地法人(王道です)
- 日系以外の外資系企業(韓国系、欧米系、など)で日本と取引している会社
- 現地で日系企業・日本人相手に取引している中国企業
(一般の会社に加え飲食店、美容院、ホテル、制作会社、スポーツジム、など)
もらえる給料は少ないかもしれませんが、経験を積むという意味では非常に有効な手段だと思います。中国語に関しても学校で勉強するよりはるかに早く身に付くでしょう。仕事で必要となると、無意識レベルで脳が活性します。とは言ったものの、実はそんなに気張る必要はなく、言葉なんかちょっとくらいわからなくてもしっかり仕事できる人であれば、問題なく通用してしまうんですけどね。ボクたちゴビーズメンバーも全員そうです。しっかり勉強してから中国に来た人は誰もいません。みんなまったく言葉わからないで中国に来て、生活しながら覚えてきたんです。
3番目は、我らがゴビーズのように、中国で会社を創業してしまうというものです。以外と盲点なのがこのパターンです。働くというのは何も雇用されるばかりではなく、自分で事業を行ってしまうという考えもあるんですよね。中国だから楽に起業できる、と言うことは決してありませんが、日本である程度ビジネス経験を積んだ方であれば、まだまだ発展途上の中国にはビジネスチャンスが多く転がっていることを発見できると思います。
実際中国で起業している日本人はたくさんいます。そんな起業家の人たちと交流できるというのも中国で起業するメリットの一つです。ゴビーズとしては一緒に中国で起業してくれる仲間は大歓迎です。
中国で働くということは、どんなことを行うにしろ人生のプラスになるように思います。金銭的側面だけを見れば、日本で働くより少なく、場合によってはマイナスになることもあるかもしれませんが、その後の人生のことを考えると得ることのほうが多いような気がします。外国で外国人と一緒に外国の言葉で仕事をするという経験は、これから皆さんが日本に帰っても、他の外国に行っても役に立つことが多いでしょう。
次回以降、機会を見て、中国で働くための方法についてもう少し詳しく説明したいと思います。
以上が、ボクが考える中国で生活するための方法です。なぜこんなことを数回に分けて書いているかというと、日本人にどんどん海外に出て欲しいと思っているからです。小さな島国に閉じこもっているだけではなく、見るだけでもいいので他の国に行ってみてほしいし、可能であれば他の国の人たちと交流し、日本をそして地球をより良くするためにはどうしたらいいかということを体で考えてみて欲しいと思うからです。
特に最近の若い人たちで、何をやったらいいか分からないという人には、どこでもいいから海外に行ってみて、自分たち日本人がどれほど恵まれているのかを感じてみてほしいと思います。日本がどんなにいい国か感じてみて欲しいと思います。そうすればきっと何か自分がやるべきこと、やりたいことなんかが見えてくるような気がします。
ボク、ゴビ太郎はいつかそんなふうに日本の若者の支援をできたらいいなと思っています。とりあえず今は、こんなふうに情報発信してできることを少しずつやっていこうと思っています。
がんばります!
バックナンバー
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